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マツダ、防府工場の累計生産台数800万台を達成
-新型アテンザが生産台数を引き上げ、1年11ヵ月で100万台を生産-
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、同社防府工場(山口県防府市)の累計生産台数が1982年9月の生産開始以来、25年9ヵ月で800万台を突破したと発表した。2003年に市場導入した「マツダアクセラ(海外名:Mazda3)」が毎年、前年実績を上回る生産を続けてきたことに加え、2007年8月に生産を開始した新型「マツダアテンザ(海外名:Mazda6)」が生産台数を引き上げ、700万台から800万台までの100万台の生産は同工場としては最短となる1年11ヵ月で達成した。
本日、防府第2工場で開催された累計生産800万台記念式典でマツダの中野雅文執行役員防府工場長は、「800万台の達成は、社員はもとより、マツダ車をご愛用いただいているお客様、そして企業や地域の皆様お一人お一人のご支援とご協力の賜物であり、心より感謝申し上げたい。防府工場は世界中のお客様に高い技術力に裏付けられた高品質なクルマをお届けしてきた。今後も高品質な「ものづくり」をさらに進化させ、常に世界の自動車工場のトップランナーとしてお客様に喜ばれる商品を提供していきたい。累計生産台数800万台は、さらなる飛躍への通過点であり、全員が力を合わせて、900万台、1,000万台を目指して進んでいく」と述べた。
防府工場は、1981年に中関地区で自動車部品の生産を開始し、翌1982年に西浦地区に現在の第1工場を建設、同年9月から同社の本社・宇品工場(広島県)とならぶ乗用車の主要生産拠点として、「マツダカペラ」などの生産を開始した。その後1992年に「ひとにやさしい自動車工場」をコンセプトに西浦地区に第2工場を建設し、同年2月から「ユーノス500」などの生産を開始した。
2002年5月の初代「マツダアテンザ」の生産開始以降、フル生産の状況が続き、2007年に第2工場の生産能力を増強した。現在の生産能力は第1、第2工場合せて年間約48万1千台で、第1工場で「マツダアクセラ」、第2工場で「マツダアテンザ」と「マツダアクセラ」を生産している。2007年度の生産台数は511,916台と3年ぶりに過去最高を更新するとともに同工場の単年度生産台数としては初めて50万台を突破した。なおトランスミッションを生産する防府工場中関地区では1981年以来、2,700万基以上のトランスミッションを生産している。 |